白鍵と黒鍵の間に: -ジャズピアニスト・エレジー銀座編- (小学館文庫)

著者 :
  • 小学館 (2010年7月6日発売)
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感想 : 6
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南博は非常に美しい音色を奏でるジャズピアニストだが、その美しさは美辞麗句や綺麗事などではなく、バブルの銀座での生活で人間社会の汚さを体験した上で濾過された美しさであることを感じた。バブル期の空気を感じる読み物としても秀逸。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 新書・書籍
感想投稿日 : 2012年2月1日
読了日 : 2011年5月18日
本棚登録日 : 2012年2月1日

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