著者のエンターテイメントイズムは毎度出し惜しみないが、今回は構成から人物相関、起承転結まで見事に定形をはめていて、それが成立していることが一つのエンターテイメントになっていると思う。
現代日本の社会問題や警察裏社会における必殺仕事人の実現であり、偏った大人が楽しむゴレンジャーだった。
シリーズのプロローグのような作品であったので、ファンとしては今後が楽しみで仕方ない。
4+
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2015年10月19日
- 読了日 : 2015年10月19日
- 本棚登録日 : 2015年10月9日
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