小説家になろうで短編で掲載されていたのを読んだきりだっあけど、本屋で発見して懐かしくて読んでみた。
モブという、いわゆる一般人にスポットライトを当てたラノベを読むのは当時初めてで、出だしにかなり衝撃を受けた。
(一般人とはもはや言えないミルフォード子爵家とアーリアだけど…)
あとチート勇者に対しての評が、「出会ったばかりの女性に、対の腕輪ーーすなわち婚約腕輪を用意する男」ヘタレじゃないのに、ヒーローがここまでこき下ろされるのはなかなか愉快な展開(笑)
客観的に論じられると、恐怖しか感じない勇者と、普通にこだわるアーリアのじれじれ異世界恋愛ファンタジー。
アーリアのツッコミによる独白がギャグっぽいのに、勇者システムという世界観でくくる、シリアスそうな背景が甘辛ミックスというのか、不思議な魅力になってると思う。
個人的にはルイーゼ姫が好き。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ライトノベル
- 感想投稿日 : 2018年8月15日
- 読了日 : 2018年8月14日
- 本棚登録日 : 2018年8月14日
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