猫色ケミストリー (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

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本棚登録 : 335
レビュー : 30
著者 :
ほしこさん 小説   読み終わった 

大学生の主人公は人と関わることを極端に苦手にしている。
その日も知り合いを避けるため、別ルートを通り、校内で唯一の友(野良猫)と戯れていたところ、別の女性が現れる。
そんなときに雷が発生し、主人公の意識はその場にいた女性の体に移ってしまっていた。そして女性、すばるはなんと野良猫に。

どうにかしてもとに戻る方法を模索していたところ、学内でなにやら覚醒剤に似た物質の合成が行われている事を知る。
犯人は誰か?そして主人公達は元に戻れるのか?という話。

化学というバリバリの理系の話なのにいれかわりやテレパシーといったファンタジー要素が入っているので、読みやすい。
ミステリ要素は低め。

主人公がなぜ人と関わるのを避けるようになったのか、聞いてみると、ある出来事が原因。さらっと書いていて、主人公も何でもないように話しているけど、そんなことされたら、とても傷つくと思う。
鈍感でいる方が難しく、幸せなこともあると述べる主人公が、スバルとして生活するうちにだんだん話すことに抵抗を感じなくなっていくのにホッというか嬉しくなった。

レビュー投稿日
2016年4月29日
読了日
2016年4月29日
本棚登録日
2016年4月24日
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