フランス語の新しい学び方 (講談社現代新書 610)

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感想 : 2
3

田辺保先生が亡くなつてから、早十年といふことになります。
いや、「先生」といつても別段恩師といふ訳ではなく、学生時代に『フランス語はどんな言葉か』を読んで以来、その著書をなるたけ読んできただけなんですが。

で、この『フランス語の新しい学び方』もその一冊。従来の新書では、会話や文法の初歩をコムパクトに纏めた内容が多かつたと存じますが、本書ではさういふ方法はとつてゐません。
第一章で「発音」、第二章で「会話」、第三章で「単語」、第四章では「作文・文法」、そして最後の第五章は「発想」について語ります。

ただ「発音」といつても、口の形や舌の位置を解説する訳ではなく、ひたすら「音楽」「リヅム」を強調します。「会話」についても、日本人が何かと苦手とするユウモワや即興のリアクションなどに言及。キスがさまになれば一人前、と従前の語学書では見られぬ指摘もあります。まあわたくしには無理だわな。

フランス語を学ぶのが目的といふよりも。文字通り学び方を学ぶ本であります。むしろ読物と申せませう。

http://genjigawa.blog.fc2.com/blog-entry-756.html

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 語学
感想投稿日 : 2018年7月16日
読了日 : 2018年7月16日
本棚登録日 : 2018年7月16日

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