一日江戸人 (小学館文庫 R す- 2-1)

  • 小学館 (1998年3月1日発売)
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本棚登録 : 284
感想 : 31
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“現在わたしたちが対象に持っているイメージと、江戸時代の実態とのギャップがあるもの”が沢山あっておもしろい。

たとえば、過度の入浴でパサパサになった体を「垢抜けた」と言ったり、寿司・天ぷらが下司な食べ物だったり。
江戸のイメージは、江戸人の都合がいいように(江戸人がひとに話してて気分がいいように)変えられていって今のイメージになっていったんだろうか。

しかし、お金に頓着せず、無くなったら適当に稼いで数週間暮らせるという暮らしぶりは羨まし過ぎます。
でも性におおらか過ぎて奇妙な混浴でしかお風呂に入れないのとかは受け入れ難いです。一長一短。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文庫
感想投稿日 : 2019年2月26日
読了日 : 2019年2月26日
本棚登録日 : 2019年2月26日

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