“現在わたしたちが対象に持っているイメージと、江戸時代の実態とのギャップがあるもの”が沢山あっておもしろい。
たとえば、過度の入浴でパサパサになった体を「垢抜けた」と言ったり、寿司・天ぷらが下司な食べ物だったり。
江戸のイメージは、江戸人の都合がいいように(江戸人がひとに話してて気分がいいように)変えられていって今のイメージになっていったんだろうか。
しかし、お金に頓着せず、無くなったら適当に稼いで数週間暮らせるという暮らしぶりは羨まし過ぎます。
でも性におおらか過ぎて奇妙な混浴でしかお風呂に入れないのとかは受け入れ難いです。一長一短。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年2月26日
- 読了日 : 2019年2月26日
- 本棚登録日 : 2019年2月26日
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