とても読みにくい小説だった。読みながら、何度も眠りそうになり、なかなかページが進まなかった。その原因として、文章表現がわかりにくく、一読では内容が理解しにくいこと、物語として見ても、主人公が逃亡して追跡されたり、戦争で爆弾投下されるなど劇的な事件が起こりながらも、ハラハラするような展開もなく、ストーリーに入り込めなかったことにある。
書かれた時代を考えると、テーマや問題提起の先見性という点ではすばらしいとは感じるが。
ラストも、尻切れトンボで終了しているように感じた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年12月5日
- 読了日 : 2017年12月5日
- 本棚登録日 : 2017年12月5日
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