読み始めてから、ツバキ文具店の続編だったのを知りました。
相変わらずの名前の妙。その人となりが伝わってくるような、登場人物ばかりですね。
前作は凛とした雰囲気のところもありましたが、今作は温かみを感じました。
毎日の積み重ねと、血のつながり、縁のつながり。
自分の幸せは自分が決めるんだなと思いました。
過小もなく過大もなく自分を見つめることから生まれるもの。
QPちゃんの存在と言葉はいちいち愛おしいですね。
代筆屋のシーンや、バーバラ婦人との交流の場面が少ないのは残念だけど、ミツローやQPちゃんと(美雪さんも)だんだん家族になっていくのがじーんとして、やっぱり好きな作品だなと思いました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年6月8日
- 読了日 : 2018年6月8日
- 本棚登録日 : 2018年6月8日
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