人間の知識には限りがあり、無知に等しいレベルでありながら、何故かそのことに無自覚で、逆に思い込みのような知識に拘泥してしまう。
限りある能力の脳にとっては、省エネでスッキリするために合理的な仕組みだったのだろうが、ネットで簡単に情報が集まる今の時代は、根拠のない一方的な見方に無自覚なまま飲み込まれてしまいそう。
本書は、認知科学と呼ばれる分野らしい。これまでにも目にしたような例示も散見されたが、少し知識が広がった気がする。
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- 感想投稿日 : 2018年8月5日
- 読了日 : 2018年8月5日
- 本棚登録日 : 2018年8月5日
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