「あの戦争から遠く離れて」の著者。
鹿児島の黒島という島は、かつて特攻隊が不時着したり、遺体が流れ着いたりしたことがあるという。
本書は、著者のモチーフである戦争を語り継ぐとテーマで、戦後も続く島の人々と特攻兵達の交流、島の魅力に取りつかれた映画監督やその妻の物語を織り混ぜで綴られる。
確かに個々の物語には感動を覚えるが、監督の闘病の描写が妙に長かったり、少しバランスを欠いた印象があり、不思議な読後感だった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年10月12日
- 読了日 : 2017年10月12日
- 本棚登録日 : 2017年10月12日
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