生類憐マント欲ス 1

  • 祥伝社 (2011年7月8日発売)
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本棚登録 : 63
感想 : 10
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時は元禄。
ある日のこと、旗本家の次男坊・遠山進之介は、材木問屋の店に飛びこむ奇妙な狐と、それを追う真っ黒な犬を目撃する。
店からの叫び声を聞いて店内に駆け込んでみるとキツネの姿はなく、大きな黒犬と材木問屋の娘・おみよが向いあって立っていた。
おみよを救うため黒犬を退治しようと身を乗りだす進之介だったが、ひとりの少女が現れ、黒犬を連れ去っていく。
不審に思った進之介は、少女と黒犬を追っていくのであった。

このマンガを読むと、綱吉に対する気持ちが変わる。
犬公方とも呼ばれ、天下の悪法を制定したと罵られる徳川綱吉。
ですが、自分が学生時代に習った史実は、現在、みるみる改訂されています。
綱吉についても、更に生類憐みの令についても、再評価をする動きがあるようです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: マンガ 妖もの
感想投稿日 : 2011年8月10日
読了日 : 2011年7月17日
本棚登録日 : 2011年8月10日

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