90%以上の新製品は失敗する。ゆえに失敗の法則を知り、仮説検証することが大事であることを説いた一冊。
著者独自の造語で解説していることが多いが、あたまの悪い自分では覚えれなかった。また、「Amazon、Google、Uber、IBMなど、名だたる企業の成功と失敗を調べ尽くした、Google初代技術責任者であるアルベルト・サヴォイア氏はこんな法則を導き出した」とあるが、ベンチャーには当てはまらない事象も多くそのまま参考にするのは難しい。
〇ライトイットを見極めろ
・仮説検証によってライトイット(市場に受け入れられる)な製品なのか、ロングイット(市場から見放される)なのかを見極めるべし。
〇失敗の法則
・失敗の原因は「市場参入」「機能」「コンセプト」の3つに大別される。
・そのなかでもコンセプトが一番失敗に繋がる
・コンセプト自体がライトイットでないことが多い
〇ライトイットの見つけ方
・アンケートは意味がない
・確証バイアスに気を付けろ。好意的な意見に気を付けろ
・「そもそもつくるべきか」の問いに答えるための5つの問いを超えてからプロトタイプをつくれ
1.自分は使うのか
2.いつ、どのように、どのくらいの頻度で使うのか
3.ほかのひとは使うのか、買うのか
4.買うのであればいくらで
5.いつ、どのように、どのくらいの頻度で他の人は使うのか
・「身銭を切るような情報収集に繋がる(身銭=メアドなど個人情報でも良い」「すばやく実験できるか」「低コストで実現できるか」
・いいねやリツイートには何の意味もない
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
事業構想&市場考察
- 感想投稿日 : 2020年6月15日
- 読了日 : 2020年6月15日
- 本棚登録日 : 2020年6月15日
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