自称つまらない人間であり、だからこそ面白い漫才を追求し、どうすればもっとウケるのかを探し続けられたNON STYLE石田氏著。ナイツ塙氏同様に、お笑いをアカデミックに分析していることはもちろん、相対的に見ると漫才に特化していた。
「漫才の原点は偶然の立ち話」というワードに象徴されるように、お笑いを科学しつつ、僕ら一般読者にわかりやすいような表現のチョイスも天才的だった。
石田さんが凡人とは思わないが、凡人は自分が凡であることを知り、磨き上げることが重要だと再認識させられた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年12月6日
- 読了日 : 2024年12月6日
- 本棚登録日 : 2024年12月6日
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