名前や襲撃されたことやノーベル賞を受賞したことなど、テレビでふわっと見聞きした以上のことを知らなかったので読みました。想像以上に(いや想像なんてしていなかったのかもしれない)強い信念に触れて、読みながら驚きました。教育の大切さを実感するようになるのも、命を狙うと脅迫されても決して屈さなかったその強さも、学校を運営する責任感の強い親の元に生まれた彼女には自然だったのだろうか。いや、そんなことないよね。うまく表現できないけれど、教育を受けることができる人間としての使命を感じているのかな。
大地震が起きたあとに過激派組織が台頭していく過程を語る視点の鋭さにもはっとしました。
読書状況:読み終わった
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小説以外
- 感想投稿日 : 2015年9月9日
- 読了日 : 2015年5月13日
- 本棚登録日 : 2015年5月13日
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