gmindさんの感想・レビュー

パスト・マスターズ vol.1&2

アーティスト : ザ・ビートルズ 

• EMIミュージックジャパン (2009年9月8日発売)

ビートルズのリマスター版が出たが新譜として聞いたという訳にもいかない。しかしこのアルバムは、オリジナルアルバムに収録されていない曲やバージョンを集めて編集されたものでアルバムとしては初めて聞くことになるので聞いたアルバムに数えることとする。

Vol.1は『デビューから65年前半までのアルバム未収録曲18曲をすべて収録しているため、大ヒット曲から、シングルB 面曲、EP収録曲、さらにヒット曲のドイツ語バージョンといった珍品まで、バラエティに富んだ内容となっている。』
5 曲目の「I'll Get You」なんて初めて聞く気がする。ドイツ語の「She Loves You」である「Sie Liebt Dich」も初めて聞く。ドイツ時代が長かったので、ファンのためドイツ語版を強要されしかたなく歌ったと話だけは聞いていたのだが、実物には初めてお耳にかかった。この時代の元気はつらつのビートルズが一番ですね。

,Vol. 2になるとだいぶ新しくなってシングル曲が多いのでベスト盤の様相を呈す。・・・と言いたいが、「Inner Light」は知らなかった。調べると「レディ・マドンナ」のカップリング曲なんだそうだ。

ライナーノーツを読むと昔はシングル盤はアルバムに入れなかったそうだ。リスナーは重複を嫌がっていたからとか。なのでこちらのほうがHey Judeが入ってたりする。今のアルバムづくりはどれだけシングルヒットが入ってるか競ってるからだいぶ趣が違ってる。

感想投稿日 : 2010年3月25日

読了日 : 2010年3月1日

本棚登録日 : 2010年3月1日