gmindの本棚

200キロが全力でぶつかってくるのですから、毎日交通事故みたいなものだそうです。ほとんどの力士が整体などに通っていて一番治療するのは首だそうです。首の筋肉は鍛えられませんからね。毎日の交通事故で傷むようです。

相撲取り武士。なので力士という。昔は甲冑をつけての戦では、勝負がつかず取っ組み合いになることが多く、強い方が鎧のない首筋を刺して勝つということがあったらしい。その意味で命をかけての戦いであったとか。

場所入りする着物の柄を競うとかちょっとした話が面白い。

30人の境川部屋に焼き肉を映画スタッフ奢ったら80万円になるのもおかしい。

相撲稽古の風景はたまにテレビで見るが、丁寧に撮られていて、とくに豪栄道と竜電（高田川部屋）にスポットをあてて取り組みをドラマのように見られる。こういう企画がまた見たいものです。

この映画は、2018年12月から2019年6月までの約半年間、境川部屋と高田川部屋の二つの稽古場に密着し、力士たちの日常や稽古、本場所での取り組みを追った作品です 。力士たちの厳しい朝稽古や日常生活、親方や仲間たちとの絆、そして本場所での熱い闘いを通じて、相撲の魅力を歴史、文化、競技など様々な角度から紐解いています。

映画では、力士たちの生き様を「サムライの魂を宿した者たち」として描き、極限まで自分と向き合い、不屈の精神で「相撲」と闘い続ける姿を映し出しています 。また、撮影当時の現役力士である竜電剛至や、元大関豪栄道で現在は武隈親方となった人物の貴重な映像も収められています 。

この作品は、相撲ファンはもちろん、日本文化や伝統に興味のある方にもおすすめのドキュメンタリー映画です。力士たちの真摯な姿勢や、相撲の奥深さを感じ取ることができるでしょう。』

gemini:
『この映画は、ニューヨーク・タイムズの記者であるミーガン・トゥーイーとジョディ・カンターが、ハリウッドの大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインによる長年の性的虐待を告発した実話に基づいています。

まず、特筆すべきはその緊迫感です。二人のジャーナリストが、巨大な権力を持つ相手に対し、証拠を集め、被害者の声を掘り起こしていく過程が、息をのむようなリアリティで描かれています。被害者たちが沈黙を破り、真実を語り始めるシーンは、胸に迫るものがありました。

キャリー・マリガンとゾーイ・カザンという実力派女優二人の演技も見事でした。ミーガンとジョディ、それぞれのキャラクターの葛藤や信念が、繊細かつ力強く表現されています。彼女たちの静かながらも揺るぎない決意が、物語に深みを与えていました。

また、映画全体を覆う重く、そして希望の光も感じさせるトーンも印象的でした。性的虐待という深刻なテーマを扱いながらも、決してセンセーショナルに陥ることなく、ジャーナリズムの使命感や、声を上げた被害者たちの勇気を丁寧に描き出しています。

この映画は、単なる事件の告発劇に留まりません。権力構造における不正、メディアの役割、そして何よりも被害者の尊厳について深く考えさせられます。「#MeToo」運動のきっかけとなったこの事件の裏側を知ることで、社会における構造的な問題意識を改めて持つことができるでしょう。

もちろん、実話に基づいているため、劇的なエンターテインメント性を求める方には、ややドキュメンタリーに近い印象を受けるかもしれません。しかし、社会的な意義、そして映画としての完成度の高さは間違いなく、多くの方に見ていただきたい作品だと感じました。

映画の持つ力強さ、そして告発された事実の重さによるものだと思います。この映画は、私たちの社会がどのように変わっていくべきか、改めて問いかけているように感じました。』

『押尾コータローとDEPAPEPEによるアコースティックギターユニット「DEPAPEKO」が、6年半ぶりとなるセカンドアルバム『PICK POP II ～meets the WORLD～』を2025年4月9日にリリースしました。本作は、2018年の『PICK POP！ ～J Hits Acoustic Covers～』に続く作品で、邦楽・洋楽・クラシックの名曲カバーや、両アーティストのセルフカバー、新曲を含む全12曲が収録されています 。

収録曲一覧

RYDEEN（YMOの名曲をアコースティックギターで再現）

運命 -Variations of the Symphony No.5-（ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」の新解釈）

我願意（私の願い）

Landscape（押尾コータローの代表曲セルフカバー）

I’ll Supply the Love（TOTOのカバー）

Sky!Sky!Sky!（DEPAPEPEの人気曲セルフカバー）

アイドル（YOASOBIのヒット曲をアコースティックアレンジ）

Let’s Groove（Earth, Wind & Fireのカバー）

Big Blue Ocean（押尾コータローのセルフカバー）

ボレロ（ラヴェルの名曲をDEPAPEKOバージョンで）

シュプール（DEPAPEPEのセルフカバー）

meets the WORLD（書き下ろし新曲。MBSお天気部 春のテーマ曲）



発売日：2025年4月9日

価格：3,300円（税込）』
アコギ御三家というとゴンチチ、DEPAPEPE、押尾コータロー 。その二人が組んで楽しいカバー中心のアルバム。
YOASOBIの「アイドル」までギター演奏するとはすごい。ラップのとこまで音にしてる。

『2023年8月18日にDualtone Recordsおよび自身のレーベルSuitcase Town Musicからリリースされた、約5年ぶりとなるスタジオアルバムです。 前作『Evening Machines』（2018年）に続く本作は、コロラド州ボルダー近郊の自身の農場にある納屋のスタジオで録音され、共同プロデューサーのAndrew Berlin（Descendents、Rise Against）と共に制作されました。

リリース日：2023年8月18日

収録曲数：11曲

収録時間：約37分

2025年3月26日にBillboard JAPAN Recordsからリリースされた、約8年ぶりとなるオリジナルフルアルバムです。 全7曲を収録し、国内外の多彩なアーティストとのコラボレーションを通じて、都市と都市、感情と感情が交信するようなコンセプトが込められています。

会話がすべてというような作品。微妙な会話の妙は映画でもよく出てきますが、ここまでリアルに会話の強弱のディテイルが表現できてるのは珍しいことかも。それで学生映画レベルになってるように見えるとこもあります。

脚本が素晴らしいのでしょうが、これはどう演じてるのだろう。

一人熱血で空回りしているバズをときにシリアスにときに冷ややかにコミカルに描いて、全体としてルーズもありの宇宙ものになっていて本格的。

感動的にシーンでそれ風な音楽が流れていてバズが「そんな曲を流すのやめろ」と同行者に言うのがおかしい。「だって、盛り上げようと思って」

何をやってもうっかりが続いてメンバーを窮地においやる男とか。

一方で宇宙の闇が怖いという話もよくできている。一度宇宙空間に出てしまうと止まることなくずっと直進するしかなくなってしまう。

そのフリの後に隣の宇宙船にうつるのに、窓にピッタリあたらないと用心して角度をきめて踏み出すがうまくいかないなんて話もうまいではないですか。

2024年製作／96分／G／アメリカ

「インサイド・ヘッド」では、少女ライリーの頭の中を舞台に、そこに住むヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリ5つの「感情」キャラクターが合議制で、少女の性格、行動を決定ライリーの「ジブンラシサの花」をつくっていました。

「インサイド・ヘッド2」は少女は成長して高校生。


上の5つの感情に
シンパイ、イイナー、ハズカシ、ダリィが現れ、ライリーが子供の頃から見守る感情たちと対立して、ライリーは成長しなくてはならないと昔からの5つの感情キャラを排除してしまいます。

そこではシンパイさんが主導権を握り、ライリーは自分の殻にとじこもり友達との関係がうまくいかなくなります。

キャラクターの中ではヨロコビさんが主役。ポジティブに明るく立ち向かう性格がライリーの性格を決めている。

「ジブンラシサの花」のヨロコビモデルになっています。ところがヨロコビさんはそれを破壊します。
ライリーはそんな単色では説明できない性格になっていたのでした。

新旧でキャラクターが対立するのではなくて肩を組んでその花を囲むという話です。

子どもたちにこういうの見てもらいたいなと思います。
でも大人もそうですよね。シンパイさんに主導権をとらしてはまずい。中で一番大切なのはヨロコビなんだなぁと改めて思うのでした。

この複雑な思春期の内面を描いたことで、大ヒットしました。『2024年洋画作品で最速で興行収入50億円を突破しました。世界興行収入も16億ドルを超え、アニメーション映画の歴代興行収入ランキングで1位に浮上しています。』

昨年の映画興行収入で7位で、残り9本はすべての邦画ですから唯一ヒットした洋画になりました。

2024年製作／118分／G／アメリカ

“超実写映画”というだけのことはあるキレイなＣＧ。カメラが引いて草原全体を撮るかとおとか動きが素早いどうやって撮ったのだろうかと考えるより楽しむのが一番。

ジャングルで起きることに大胆なことはないけど、退屈せずに見られます。


「お父さんはどこ？」
「お父さんはあなたの中にいる」

2014年製作／117分／G／アメリカ

スパイ活動と家族生活　というテーマが意外と目に付くが必要かなぁ。スパイのワークライフパランスってあまり見たくないとこですね。

『水樹奈々のニューアルバム『CONTEMPORARY EMOTION』は、2025年3月19日にリリースされました。このアルバムには全14曲が収録されており、ジャンルレスでバラエティ豊かな楽曲が特徴です。以下は収録曲の一部です

拍動 - TVアニメ「#コンパス2.0」のオープニング主題歌。

Electric Trick - 藤林聖子が作詞を担当。

ADRENALIZED - TVアニメ「HIGHSPEED Etoile」のオープニングテーマ。

Turn the World - TVアニメ「SHAMAN KING FLOWERS」のオープニングテーマ。

Sugar Doughnuts - TVアニメ「でこぼこ魔女の親子事情」のオープニングテーマ。



水樹奈々のアルバム『CONTEMPORARY EMOTION』の全体のテーマは、「今まさに湧き上がる感情」を表現することにあります。このアルバムは、彼女の歌手デビュー25周年を記念して制作され、情熱、愛情、そして果てしない好奇心がダイナミックに脈打つ作品となっています。

楽曲の中には、力強いエネルギーを感じさせるものから、切なくファンタジックなもの、さらにはジャジーな雰囲気を持つものまで、多彩な曲調が織り交ぜられています。また、水樹奈々自身が多くの楽曲で作詞を担当しており、特に「Awesome！」では、長年支えてくれたファンへの感謝の気持ちが込められています。

アルバムの最後を飾る「ツバサ」では、新たな世界へ羽ばたく意思が力強く歌われており、全体を通して希望と情熱が感じられる内容です。』

14曲 52分 MAR 19 2025

いつものようにディテイルの細かさがリアルで、ひっぱっていく。二人の男女の物語が平行して進んでいき、昭和の歴史が織り込まれいることで大河小説のような趣になっている。

不三子の過度な「食と健康へのこだわり」で、給食のある中学校で、一人茶色の弁当をもせたりすることで、子どもから嫌われていく。

ワクチンを打たせなかったことで、病気にかかり感染が広がるというおそれまで生じてしまう。

『不三子がテレビの前で洗濯物を畳んでいると、めずらしく家にいた湖都がやってきて、ソファに座り、「ねえおかあさん」と話しかけてきた。最初はおだやかに、おだやかすぎて本気の抗議だと不三子が気づかないように話し出した湖都が、その後延々、不三子がしたこと、しなかったことについて話しはじめた。たとえば――フリルやキャラクターのついた服を買ってくれなかった。おもちゃや人形を買ってくれなかった。お菓子どころか、肉や魚すら満足に食べさせてもらえなかった。給食も食べさせてもらえなかった。茶色くてまずい弁当を毎日持たされた。猫を飼いたいと言っても無視された。熱が出ても病院に連れていってもらえなかった。予防注射も打たせてもらえなかった。まずい手作りのおやつを友だちの家に持っていかせられた。テストでいい点をとっても褒めなかったし、何かというと部屋を勝手にさがしまわられた。 大学に入学したときもおめでとうの一言もなかった。クラスメイトの男子から電話があったことも教えてくれなかったし、取り次いでくれないこともあった。』

このあたりネガティブなキャラクターとして描いてる気がするのだが、最後は「子ども食堂」と出会うことで生きがいを見出すし、家を出た子どもは共同体入り理解を示すことになる。
ストーリーテラーとしても一流であちこちに運んでくれる。
最後はコロナのワクチンの是非になって、ここは今読むと評価が定まっている感じで退屈する。
本雑2024ベスト　エンタメ1位

2021年製作／119分／G／日本

会話が洒落ててときに脱力系で楽しめる。コーヒーショップ店員・沼本との会話だけでなかなかおもしろい。
亡くなった古書店のオーナーからもらった3千万＋3万円。使ってみたら偽札だったことが分かる。しかしそれは3万円だけで、3000万円は本物だったのだけど、偽札探しをしている裏社会のボスが探してと聞いて返してしまう。
3万円がいかにして主人公の元に回ってきたのかというエピソードが面白い。
さらに主人公は作家で、実話を小説のように書いて、プライバシー侵害の前科があって、今回の偽札騒動と家族失踪に話が虚実皮膜でからむという面白い仕掛け。さすが佐藤正午は面白い。伊坂幸太郎に近い作風だと思う。

＜備忘録なのでネタバレしています＞

ひき逃げ犯を被害者が探す内容。殺人事件は起きない小市民シリーズ。

逃走した車が必ず通るはずのコンビニのカメラに映ってないという密室みたいな話なのが、その映像自体がすり替えというしょうもない内容。その後やってきたパトカーが映ってないことでばれるというあたりは少し新鮮だけど。

全体として事件以外の病院の様子などの描写が退屈でした。犯人は病院でお世話していた看護士。この偶然もいかがなものかと思う。

ミステリが読みたい!2024年国内2位このミス2024年　国内2位週刊文春2024年ベストテン国内2位本格ミステリベストテン2024　国内9位

普通の地味系刑事もの。

バービーの国があって人形はそこで生活していますが、いろいろ不具合が生じて、持ち主の人間になにかあったのではと、人間界に降りてくるというストーリーです。

最初レオタード姿で街中を歩くので、好奇の目にさらされます。

道路工事の人の卑猥なよびかけに「断っておくけど私のお股はツルペタよ」なんて言ったりします。かなり大人仕様の映画ですね。

バービーの国は女性の国なので、同行したケンは人間界が男性主導なのに驚き、それを参考にバービー国を男性優位の国にします。それに女性軍が反旗をひるがえします。

バービー国では食べるものはプラスチック。飲み物はカップだけで、中身はなし。飲むのも形だけで、人間界に行って、本物の飲み物をうまく飲めない　などといった細かいくすぐりが多い。

ただ見ていてほぼ退屈でした。男女の覇権争奪なんて話が今どき了解できるものなんだろうかと思います。

映画.comが選ぶ、2023年の映画ベスト10　2位

スクリーン2023年4位エンターテインメント・ウィークリーが選ぶ2023年の映画ベスト10　10位

宝くじで当てたお金をドッグレースに注ぎ込んでなくしてしまったかと思ったら会計の人が一部取っていて、他の犬にかけてそのお金を持ってきてくれる　というようなあり得ない善意が続いて、まぁ映画だからそういう夢物語もあっていいか、ミュージカルなんてそんなものだし、とほんわかな気分になるものがレスリー・マンビルには備わってる。
ディオールのドレスにあこがれてロンドンまで買い物にいく。家政婦ということでバカにもされるがここにも善意の嵐。
このあたりはいいのだけど、着付けで服のサイズを何回も測る必要があるというのに、巨乳の同居人が借りてそれを着てたり、そういうディテイルのいい加減さはちょっと気になるんですね。ディオールの社内の問題に口出して改革するというのもあまりな展開では。

ウィスパーボイス。

11曲 42分 SEP 29 2021

ＣＨＡＲの魅力は凶暴性にあると思う。昔のロックはこうだったと思う。


『デビュー45周年というアニバーサリー・イヤーに16年ぶりとなる新作

初期の名作『Char』、『have a wine』、『THRILL』に連なる 4枚目のマスターピース。レコーディングには初期3作品と同じく佐藤準(k)、ロバート・ブリル(d)が参加しており、Char自身も「デビューからの3作品に連なる4枚目」と語る注目の1枚に仕上がっている。 』

『葉加瀬太郎さんのアルバム『The Symphonic Sessions II』は、デビュー35周年を記念して2025年3月5日にリリースされました。 ?このアルバムは、総勢50名を超えるオーケストラとの共演による豪華なシンフォニックアレンジが特徴です。』

葉加瀬サンの曲はオーケストラとの親和性は高いです。このメンバーででもよく映えます。

このメンバーでツアーするとはなかなかの懐の広さです。

2023年製作／101分／G／アメリカ

人と水が恋をするという設定のアイデアが面白い。よく思いついたものだ。そこから火をどうやって人格化するか、住む世界は、特技は、仕事は　などディテイルがうまく考えられている。同じことが水にも言える。スポンジに触ると吸収されて閉じ込められるとか、やたらと泣くとか。

涙は水なので火は泣いたことがないとか。

エレメントシティが壮大な都市でキレイ、見応えがある。

ストーリーは禁断の恋だったり親との葛藤だったり、これもエレメントをうまく利用している。

ベースは「インディ・ジョーンズ」で、後はどこかで聞いたような設定。
いいとこ取りなので、動く石像という一応は面白そうなスタートです。

ギターサウンドは好きだし、ましてギター2本ならと思ったけど、あまり刺さらなかった。手拍子のものが多い少しうるさいのと、メロにいいものが少なかった気がする。あくまでも個人的好みだけど。

17曲 1時間16分 MAY 22 2024

こまめにライブアルバムを出しています。でもライブだとどうしてもサウンドがラフになる。特にライブ向きでもないので、スタジオ録音のほうがいい。