四千万歩の男 忠敬の生き方 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2003年12月12日発売)
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感想 : 8
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5/19に誕生日を迎えた時の誕生日記念読書の1冊。56歳になった私は、あの地図で有名な伊能忠敬が、婿養子で財を成し、実は隠居になった56歳から日本地図を作るために全国を歩いたと聞いて、その生きざまをぜひとも読みたかったのです。まあ、とにかく商売では、そこまで財を成したのだからあくどい面もあったのかもしれないけど(笑)、自分の歩幅で正確な日本地図を作ると言うのは、まさに愚直そのものです。私なんか今から「日本を歩いてまわって地図を作ってね」って政府から言われてもお断りするから(笑)

この本は井上ひさしさんの「四千万歩の男」の外堀の本です。本丸はやっぱりその本を読まないといけないけど、ちょっと長いから引いちゃっている時点で、もう負けていますね(伊能忠敬と勝負する気はないけど)。

しかし、この時代、シーボルト(ふぉんしーふぉるとの娘は読んでいたので)関連や天地明察関連が出てきて面白いですね。本当に大河ドラマになるといいのにって思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他
感想投稿日 : 2013年5月25日
読了日 : 2013年5月25日
本棚登録日 : 2013年5月25日

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