ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か

3.96
  • (835)
  • (834)
  • (782)
  • (58)
  • (12)
本棚登録 : 7476
レビュー : 750
goforbrokeさん マネジメント   読み終わった 

生産性が悪い撤退寸前の工場で生産管理を題材にしている。

- 「...生産的であるということは、自己の目標と照らし合わせて何かを達成した...」
- 「生産性とは目標に向かって会社を近づける、その行為そのものだ。...その反対に目標から遠ざける行為は非生産的だ。」
- どんな会社であっても目標は同じ、お金を儲けること
- ロボットの導入で局所的な生産性が向上しても、売上・在庫・人件費に変化が見られなければ生産性はあがっていない
- 複雑なモデルをくまずともお金が儲かっていることが分かる指標はなにか?
- 事業の継続性に与える次の3つのバランスを取る
- 純利益
- 投資収益率
- キャッシュフロー
- => 目標は純利益を増やし、同時に投資収益率とキャッシュフローを増やす
- 経営の指標である純利益、投資収益率、キャッシュフローは現場と直接紐付かない
- 現場で測れる指標に置き換えると次の3つになる
- スループット 販売を通じてお金を作り出す割合
- 在庫 販売しようとする物を購入するために投資した全てのお金
- 業務費用 在庫をスループットに変えるために費やすお金
- 人件費など付加価値を考慮しない方が、何が投資で何が経費なのか混乱を避けることができる
- スループットは入ってくるお金、在庫は製造プロセスの中に溜まっているお金、業務費用はスループットを実現するために支払うお金
- 在庫と業務費用を同時に減らしながらスループットを増やす
- ストーリー中で改善前にロボットの導入で何が起きたか?
- 売上は変わらないか、下がっている
- ロボットの稼働率を上げるために資材を投入し在庫が増えた
- その結果在庫の維持コストが増え、業務費用が増えた
- プロセスタイムに加えてアイドルタイムも業務費用
- 科目の仕分け
- 工場全部が投資、条件が整えば売ることもできる
- 機械の場合減価償却は業務費用、資産価値は在庫
- => 投資と在庫は同じ。売ることのできる投資は全て在庫になる・
- 在庫の維持コストは業務費用
- 市場の需要に100%合わせて縮小すると、スループットは減り、在庫が大きく増えることが実証できる
- 統計的変動により予測できないものはある
- 椅子は数えられる
- ウェイターが何分でレシートを持ってくるかは状況による
- 従属事象はある事象によって、次の事象が影響を受けること
- => 統計的変動と組み合わさると先の事象により、次の事象以降が律速されてしまう
- スループットが誰が一番遅いかによって決定する
- => ボトルネックを取り除くことでスループットは上がる
- => ボトルネックを通過するフローを市場からの需要に合わせる
- 生産の理想はボトルネックが生産ラインの戦闘にくること
- 工場の能力はボトルネックの能力に等しい、つまりボトルネックで1時間、時間を無駄にすれば工場全体で1時間無駄にしたことと同じになる
- 優先度をつけるために優先と普通の2ラインを作る。普通の作業中に優先が入ったら、一定時間中に普通の作業を終わらせて切り替える
- ボトルネック以外にも生産能力を落とす要因についてはコストを掛けることを考える。工場全体が1時間止まるより安いコストなら効果がある
- 一部の作業の効率を下げるのに、工場全体の生産性は逆に増える
- 非ボトルネックの機械をよりたくさん働かせても生産性は向上しない
- 「リソースを使用することと、リソースを活用することは別だ」
- ボトルネックのペースに正確に合わせて、非ボトルネック含めた資材の滞留を起こさない
- 資材が工場にはいって出ていくまでの時間の分類
- セットアップ 機械や装置などのリソースの準備を行う
- プロセスタイム 処理時間、機械や装置などのリソースを使って部品への作業を行う時間
- キュータイム 部品の処理に必要な機械や装置などのリソースが使えるまでの待ち時間
- ウェイトタイム リソースをまっているのではなく、完成品を組み立てるのに他の部品を待つ時間。キュータイムとの時間は他の部品を待つか否か。
- これらのうち、キュータイムとウェイトタイムの時間は長い
- 非ボトルネックのバッチサイズ(経済的バッチ量)を適切な粒度にコントロールするとリードタイムが短くなる
- 需要とバランスを取るのはフロー
- 需要と生産能力のバランスをとってはいけない

■今までの総まとめ

1. 制約条件を見つける
2. 制約条件ををどう活用するか決める
3. 他のステップをステップ2の決定に従わせる
4. 制約条件の能力を高める
5. ステップ4でボトルネックが解消したら1.に戻る、ただし「惰性」を原因とする制約条件を発生させてはならない。

- マネージャーの能力
- 何を変える
- 何に変える
- どうやって変える

レビュー投稿日
2020年5月24日
読了日
2020年5月24日
本棚登録日
2020年5月24日
0
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か』のレビューをもっとみる

『ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

『ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か』にgoforbrokeさんがつけたタグ

ツイートする