大きな風呂敷を広げたまま終わった。何ら謎解きをせず。
家庭内別居状態の夫が自殺して、「あの人が自殺するはずがない」などと張り切る週刊誌記者。
妻が浮気相手のマンションで飛び降り自殺した刑事。
現職警察官なのに何故か「元刑事」とミスリード。
介護状態だった親戚やいじめ相手、大使館員、暴力団。大きいところから卑近なところまで。理由を語ることのない殺し屋。恨みなのか何なのか。遺書のモアレ縞を作り出し、電話音声を合成する。その技術どこで身に着けたの。
モヤモヤするだけで読後感は悪い。
物語の最後を見ると、今後も殺人を続けるよう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2018年4月2日
- 読了日 : 2018年4月1日
- 本棚登録日 : 2018年4月2日
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