長束正家の話。
奉行衆のうちでも地味なイメージ。
堅物だったのか。真面目な能吏だったのか。戦争するには兵站が必要。当たり前のことだけれども軽視しがち。30万人の食糧を運送するなどとてつもない。
秀長が少し悪者扱いされていた。旧体制の利益代表者として。死後の蔵に金銀が遺されていたのも、美談ではなく、不正や利殖によるものとの描かれ方。新鮮な面もあった。
豊臣家に忠誠があったのか。義理か意地か。妻の実家の伝手もあるだろうに。徳川の世でも活躍したかもしれない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2017年1月22日
- 読了日 : 2017年1月21日
- 本棚登録日 : 2017年1月22日
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