プリンセス・トヨトミ

著者 :
  • 文藝春秋 (2009年2月26日発売)
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 会計検査院の調査官である鬼の松平、ミラクル鳥居、ゲーンズブール旭の3名が新幹線で大阪に向かった。行きの新幹線で富士山がくっきり見えたら検査でデカいものが見つかるという鳥居のジンクスは発動するのか?
 女の子にずっとなりたかった中学生の大輔が遂に行動を起こす。しかし、セーラー服を着て学校に行ったことで、先輩に目をつけられる。
 そして5月31日大阪国の全貌が明らかに。

 大輔の両親やクラスメイトや先生は理解があってすごいなーと思いました。自然体で接してもらっている大輔は恵まれてるなと。
 終章で旭が大輔に女の人たちのことを話してあげたところがよかったです。ずっと読んでいて一致団結しているのは大阪の男の人だけなんだよなと思っていたのですが、この章を読んですっきりしました。
 話の方はなんとなく説明が多くて入り込めなかったです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 一般書籍
感想投稿日 : 2009年11月13日
読了日 : 2009年11月10日
本棚登録日 : 2009年11月10日

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