ニッポン居酒屋放浪記 立志篇 (新潮文庫 お 52-1)

  • 新潮社 (2000年11月1日発売)
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本棚登録 : 108
感想 : 8
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2008/8/22 Amazonにて購入
2008/9/28 〜10/5
太田氏は、昔椎名誠さんに凝っていた頃から名前は知っていたが、ちょっと前からテレビでの居酒屋めぐりの番組を見て良いなぁ、と思っていた人。東北芸工大の先生してるんだ、今。山形にいる頃は身近なところであった。さて、内容はとにかく、居酒屋へ行くためだけに全国を旅して、ひたすら土地の旨い酒と肴を喰らうというもの。ほんとに読んでいるとどの酒も肴も美味しそうで腹が減ってくるし、昼間っから酒を飲みたくなってしまう。最初は大阪、神戸で始まり、神戸で紹介されたお店は行ったことがなかったので、行って見ようと思って調べたら、森井本店は健在であったが、苫屋近安は残念ながら震災後に閉店してしまったようだ。森井本店には今度行ってみることにしよう。
 この前の博多出張では、お気に入りのバーが見つかって二日間通った(本当に素晴らしい雰囲気のバーであった)。今度の出張でも可能な限り地元の人が通うようなお店を発見しようと思わせる本であった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2008年10月5日
読了日 : 2008年10月5日
本棚登録日 : 2008年10月5日

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