官僚

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nanaiさん 一般   読み終わった 

勉強になった。
官僚というものが、どういうものか分かった(これが全てではないだろうが)
世間的にいつから官僚は叩かれるようになったのだろう
国を動かす人材とはこういう選りすぐりのひとなのだ
官僚になってからも勉強を続けられる秀才型でないとやっていけないのだ
「午後11時を夕方5時と思え」と教育されたのが叩き上げノンキャリア
官僚の査定ポイント:三十代、課長補佐クラスになった時に法案の一本も作ってないと話にならない
法案を作る→全省庁にもれなく配布し、意見を貰う
→5、600のケチが付く→すべてを論破
→内閣法務局と渡り合う資格を得る
→微細な点のすり合わせ(極端な話「、」や「。」の位置まで意見が出る
→各省庁の省議→大臣の承認を得る
→ようやく閣議決定
担当官の仕事は続く
→与野党議員の根回し
→委員会で与野党の賛成、反対の双方を潰し
→採決になれば本会議(可決、成立まで手が離れない)
キャリア官僚はこれだけの作業を一人でこなせる人種を指す
これだけでも知らなかったことなので勉強になった

それ以外でも飯島氏のやり方はビジネスでも使えることが多い

意外なのは飯島氏が
野田、小沢、仙谷を評価していることだった

民主党政権のひどさが、よく分かった
閣僚の仕組みや流れが分からなかったので
国会だけの判断で民主党がひどい政権であると
思っていたが
色々解説されており、さらにひどいことが分かった

3.11の対応の件も書かれていた
飯島氏の評価は国土交通省、農林水産省、厚生労働省を高く評価
一番ひどかったのが経済産業省
その理由も書かれてあり、各省庁の災害時の仕事もよく分かった

レビュー投稿日
2014年7月21日
読了日
2014年7月15日
本棚登録日
2014年6月28日
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