鬼役外伝 (光文社文庫 さ 26-22 光文社時代小説文庫)

著者 :
  • 光文社 (2016年3月11日発売)
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本棚登録 : 54
感想 : 5
5

シリーズものでずーっと読んでる鬼役の外伝。
これこれ、こうゆうの待ってた!!
鬼役=矢背蔵人介の家族、主要人物の物語
短編だけどすげーよかった
あぁ、こうゆうことだったのね!とか
腑に落ちる部分もちらほら。
いつも殿!殿!と言うクソ強い脛斬りでお馴染みの串部なんて
元は蔵人介を殺そうと思ってたけど
この男に一生ついていこう!と思ったり。
あとお母様の志乃さん。
薙刀の遣い手で鬼のように強さといったらもう。
あとは義理の弟、市之進や
将軍御側用人でこれまた謎多い、土田伝右衛門
お家に居候している望月宗次郎
そして息子の今は京都で修行中な鐵太郎。
個性的なキャラばかりだけど、そこがまた最高に面白い
あっという間によんでしまった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年10月22日
読了日 : 2016年9月30日
本棚登録日 : 2016年9月30日

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