学習参考書というか平たく言えば受験用なので、近現代史の比重が大きい感じ。
内容はかなり絞っているので好きな人には物足りないだろう。
あるいは細かいことはわかるのだけれど、それを全体的な流れと結びつけるのが苦手という人にはよいかもしれない。
帯にもある通り、「一気に読んで日本史の流れをつかもう!」という感じでざっと読むのがよさそう。
左が本文、右が資料という構成なので、集中的な復習や、受験勉強でなければ本文だけざっと読み進めるだけで十分かもしれない。
巻頭カラー、各章頭と、総括的な年表にも何段階か用意されているので、大きな流れを掴んでから段々と細かく見ていったり、逆に、それぞれの時代を学んだ後に段々と広い流れにおける位置を確認したりと双方向に使うのがよさそう。
私が受験生のころにこういう本があればなぁ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年5月7日
- 読了日 : 2012年5月7日
- 本棚登録日 : 2012年5月7日
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