女御の姉と双子だということをほのめかした歌が宮中で囁かれたため、内大臣の父は、茜を宮廷から下がらせて、無理やり知らない男と関係を結ばせようとするが、危ういところで幼馴染の保秋に救われる。しかも、保秋は茜と結婚したいと内大臣に言うのだった。ところが、なんとなんと銀の少将・雅雪が七夕の夕べに攫いに来たのだ。おお、なんとこれも「卒業」パターンじゃん。父親に不吉な双子の片割れ・髪の色が薄い妖と疎まれ冷たくされている茜は可哀そうだったが、これで幸せになれるといいが、次巻は波乱がありそうだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
王朝ファンタジー
- 感想投稿日 : 2022年2月21日
- 読了日 : 2022年2月21日
- 本棚登録日 : 2022年2月21日
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