一華後宮料理帖 (第三品) (角川ビーンズ文庫)

  • KADOKAWA (2017年3月1日発売)
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本棚登録 : 201
感想 : 12
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料理をテーマにしたシリーズ。今回は西沙国の料理(明らかにインド料理だね)と崑国の料理(こちらは中華料理)の融合の話。崑国にやって来たが、なかなか交易の交渉に応じてくれない西沙国の帝弟と人として心を通わせるため、四夫人、朱西、理美が奮闘する。理美と朱西が互いの恋心を確かめ合うが、許されない恋だと認識する。鳳徳妃の祖父が登場して怪しげな行動を取る。朱西と伯礼の運命が大きく変わるかもしれない。
よくある陰謀渦巻く後宮物でないところが非常に面白い。物語の展開もよくこなれていて感心する。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 中華ファンタジー 小説
感想投稿日 : 2022年2月1日
読了日 : 2022年2月1日
本棚登録日 : 2022年2月1日

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