瀬戸内海の直島に繰り広げられる現代芸術の作品群!ベネッセの福武總一郎氏の発案のもと、安藤忠雄監修で「直島国際キャンプ場」「家プロジェクト」「地中美術館」などの企画・建設が次々と行われ、直島は現代芸術の島となったのだ。現代芸術と共存するホテル、旧家、神社、そして極め付きは地面の中に造られた美術館!えーっ、地面の中にあるなんて、いったいどんな感じがするんだろう。外光もたくさん取り入れていて、ウォーター・デ・マリア作の謎の球体がそれを反射し、景色を映し出しているようなのだ。神社の階段が光学ガラスでできていたり、あの草間彌生のかぼちゃもあり、「ジャリおじさん」の大竹伸朗の雑貨屋や歯医者の建物を改造した作品があったり、こりゃすごいというしかない。本で写真を見ていてもしょうがないよなあ。行って、体験しないとね。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
美術書
- 感想投稿日 : 2020年2月24日
- 読了日 : 2020年2月23日
- 本棚登録日 : 2020年2月23日
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