図書館のどこにあるかなと思ったら、建築の所だった!
灯台への愛が溢れている本。勿論いろんな灯台の写真もあるが、解説は気持ちがこもっているとても詳しいもの。デザイン、レンズ、風景、役割、歴史、灯台守、灯台マニアなどについて書かれていて、読んでいてとても楽しい。あの鱗みたいなレンズはフレネルレンズという。1778年、フランスに生まれたオーギュスタン・ジャン・フレネルが発明した軽くて明るい画期的なレンズだ。このおかげでどれだけの海難事故が防げたことか。いまはLEDを使った反射鏡に変わっていっているという。フレネルレンズ、趣があるよなあ、残していってほしいものだ。昔は灯台守がいたが、大変過酷な仕事だったらしい。著者は元灯台守の高齢の人にも会いに行っている。灯台グッズのコーナーも面白いな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2021年3月20日
- 読了日 : 2021年3月20日
- 本棚登録日 : 2021年3月20日
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