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藤崎翔さんの小説の中でこれまで
[神様の裏の顔][逆転美人][逆転泥棒]
[モノマネ芸人、死体を埋める]などを
読みましたが、いつも裏の裏の裏、
そのまた裏までもが用意されているので
本を捲って残ページを意識しながら
『あと何度裏切られるのか(いい意味で)』
をワクワクと楽しみつつ読めます。
シンプルかつ気軽に楽しめました。
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人気が底辺に近づきつつある
元戦隊ヒーローのイケメン俳優。
燻った生活を漫然と過ごしていた中で
起こしてしまったひき逃げという犯罪。
いつ警察に捕まるか怯えなが暮らす中、
10年来の大ファンという女性に声をかけられ
ファンサのつもりで受け答えしていたら
話はとんでもない方向へ進んでしまう。
ほぼほぼ崖っぷちにいたけれど、
転がり始めた足場から瞬く間に谷底に落ち、
さらには川を流れ下っていて、気づいたら
もう海に放り出される直前だった的な
ジェットコースター感が半端ない。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年8月3日
- 読了日 : 2024年8月3日
- 本棚登録日 : 2024年4月3日
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