この作品を読み終えて気づいた。
鏑木ミステリーの中でも警察ものは
救いのない結末が多い。
しかし、描き方は他の作品と
異なってはいなかった。
人の心の奥底までのぞき込む描写力。
その力が、犯罪という狂気の沙汰に
向けられた時…そこには救いようのない
人の心の愚かさが照らし出されて
しまうのだろう。
鏑木蓮のミステリーは
二つに分類されるのかもしれない。
人の心の光と闇。ありきたりかもしれないが。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年11月8日
- 読了日 : 2015年11月8日
- 本棚登録日 : 2015年10月17日
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