『木はいいなあ』の作者ジャニス・メイ・ユードリーの文章にモーリス・センダックが絵をつけた作品です。日本では1983年に岸田衿子さんの翻訳で講談社から出版されていましたが長く絶版となっていました。今回、谷川俊太郎さんが翻訳を手がけ偕成社から出版されました。モノクロの文章のページと見開きのカラーページが交互に配置され、特にカラーページの絵の美しさに惹きつけられます。夏の夜に満月の光を浴びて体中で喜びを表現する子どもたちの表情からは今にもにぎやかな声が聞こえてきそうです。1960年のコールデコット・オナー賞受賞作品です。
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カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2015年5月6日
- 読了日 : 2015年4月8日
- 本棚登録日 : 2015年4月8日
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