小説 日本銀行 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (1971年10月30日発売)
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金融緩和で日銀が円を大量供給するリスクがなんなのか。戦後にも、復興目的で円が大量に供給された結果、物価が1年で2~3倍に急上昇しました。父親の退職金が無価値になって生活できず路頭に迷う母親、娘の姿が描かれています。さて、今の円安、株高も、円の大量供給でつくられたものです。2%のインフレ目標とはいっていますが、いったんインフレが加速すると、政府がコントロールできなくなった歴史が、日本にはあります。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: Story
感想投稿日 : 2014年11月9日
読了日 : 2014年11月9日
本棚登録日 : 2014年11月9日

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