気になる部分

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本棚登録 : 249
レビュー : 67
著者 :
めえこさん ●その他   読み終わった 

岸本先生の編書「居心地の悪い部屋」がすごく面白くて、テーマが良かったのか訳が良かったのかを確かめるために、図書館で何冊かセレクトした岸本作品のうちの一冊です。



さて(話題の転換の示唆)。



数式の美しさを文章で表現した作品と言えば、真っ先に思い浮かぶのは、小川先生の【博士の愛した数式】です。

でも、まさか同じ数式で、こんなに爆笑することがあろうとは!

エッセイでこんなに爆笑したの、初めてじゃないかしら、、、4ページ目で抱腹絶倒って、なんて末恐ろしい本なの、、、ッッ

落語や漫才のオトシカタが演じる芸人によって異なるように、本作のひとつひとつのエッセイも笑いのツボが違うんですね。笑わせ方が王道漫才かと思えばシュール系コントなツボもあるんです。

文体は徹頭徹尾変わらないんだから、この変化に富んだ笑いのダイバーシティはすごい(ダイバーシティの使い方よ、、)。

エログロ、フキンシン、マゾヒズム。

粘着質な諧謔性を、あっけらかんとしたセンテンスで表現することに見事に成功しているエッセイです。

レビュー投稿日
2016年8月11日
読了日
2016年8月11日
本棚登録日
2016年8月11日
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