カバージャケットのイメージで、古い作品かと思いきや、2021年初版。マガジンハウスより。
ちょっと行き詰まったり、傷ついた登場人物たちが、スナック「キズツキ」に寄る。
アルコールは、ない。
その人にピッタリのドリンクと、会話、歌、ダンスetc…。
普段の何気ない生活の一部。人生のいちぶ。
なんか、満足しきれない…
となりの人は、うらやましく映る…
登場人物が、数珠つなぎで、「キズツキ」へ
数珠つなぎで傷つけ、傷つけられ。気づかないうちに、人を傷つけてしまうことがある。自分の羨ましがられるような状況だけで、人を憂鬱な気持ちにさせることもある。
益田ミリさんの作品は、
そうそう、みんな、そうなんだよなぁ…
みんな、それぞれの人生の「荷物」を背負って生きている…。
そして、「荷物」の中身って、苦労が多めで、重いと思いがち。だけど、意外と「良いもの」が入っていることに気づかせてくれる。
傷ついたものしか、たどり着けないスナック。
都会の路地裏にあるらしい。
行ってみたいお店です。
お店の店主、トウコさん。がステキ。
これは、著者の益田ミリさんそのものだな。
たぶん。
20分くらいで読めちゃいます。
読めるスナック。おススメです。
でも、このスナック。
商売としては、成り立たない。
たぶん。
ドラマ化されてる模様。
原田知世さん主演。アマプラで観れるみたいなので、観てみようかなぁ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
コミック
- 感想投稿日 : 2024年7月13日
- 読了日 : 2024年7月13日
- 本棚登録日 : 2024年7月13日
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