ひばりの朝 2 (Feelコミックス)

  • 祥伝社 (2013年7月8日発売)
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本棚登録 : 1194
感想 : 90
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懐かしきがんじがらめの暗黒期。一人で生きていく選択まではできず、見逃してくれと毎日祈り、息を殺して何も見ず感じずひたすら痛みを誤魔化して耐えるしかない未成熟期。血の繋がりとか頭から信じている人間に迂闊にしゃべったら死ぬ。先生は醜い人間の1人。手を差しのべてくれる聖人はいるのか。神は気まぐれ。

懐かしい。
あの時こうしてればと思うことしきり。その解決策はそれを通過しなければわからなかったのかもしれない。と、簡単に思えるのはもう大人だからー。
ま、性的虐待までなかったけど。もっと苦しんでいる人がいるのよなんて意味ないんですけどってねー。おお、ムカついてきた。取り敢えずこれだけでも絶対言わないようにしよう。
いやー懐かしい気持ちに浸れた。理不尽な大人カテゴリーに入れられないように忘れないようにしたいね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年11月17日
読了日 : 2013年11月17日
本棚登録日 : 2013年11月17日

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コメント 1件

Nam子さんのコメント
2013/11/20

泳ぎ方を覚えると、もう溺れることは出来なくなる。何故だろう、私達は出来なかった頃の苦しさは思い出すことが出来るのだけれど、どうして出来なかったのかはあまり上手く思い出すことが出来ない。
私はあの先生好きです。誰も救えはしないと信じているから、誰にも救われない事を知っている。私は手を伸ばさない、そういった自覚を持って地獄を生きているのなら、そこには一抹の神聖さがあるように思えます。南無〜

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