いったいなんなんだ、この「コップの中の戦争」は。
舞台設定は、阪神大震災直後だというのに、警察署内の部長連中は,皆、震災そっちのけで身内の不祥事隠しに終始。
誰も彼も、自分の保身しか考えていないのに呆れる。
その妻たちがこれまたひどい。
狭い警察署内で、みんないったい何やってんだ!
でも、それがなんだか面白いんだから不思議だ。
登場人物の誰にも共感できない小説だけれど、でも、やっぱり横山秀夫は巧いなぁ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年1月8日
- 読了日 : 2023年1月3日
- 本棚登録日 : 2023年1月3日
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