兎の眼 (角川文庫)

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本棚登録 : 3419
レビュー : 447
著者 :
h-nagisaさん  未設定  読み終わった 

灰谷健次郎は、子供たちを性善的にも性悪的にも扱っていない。
おもいっきりしかも純粋に、残酷にもなれるし、優しくもなれる。そんな存在として扱っている。

だからこそ、教育が大事なのだ!
相対する姿勢ではなく、並び見る姿勢。
点の教育ではなく、線の教育、面の教育が大事なのだ!教育は学校の専売特許ではないはず。
そんな思いが伝わってきた。

あと、灰谷健次郎の教育は決して従順性を尊んではいない。
主体性を持たせることが教育の目的のひとつだとするならば、そこにはしなやかな攻撃性を含んでいることがある。
「抗わない者は美しくない」と小谷先生の恩師?は言った。それは言い換えれば、
「抗うことが主体性を体現する」とも言えるだろう。
となると、この作品の足立先生は主体性の体現者である。ロックンローラーなのである(笑)


小1の娘が読んでいたので後追いで読んだ。
そこで、もしこの小説が映画化したら、配役はどうする?みたいな話になった。

小谷先生…土屋太鳳
小谷先生の夫…加瀬亮
足立先生…大泉洋
バクじいさん…柄本明

小谷先生と足立先生のキャスティングは娘だった(笑)

レビュー投稿日
2019年2月9日
読了日
2019年2月9日
本棚登録日
2019年2月9日
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