堀之内社長二冊目。
非常に面白かった。
かつての発明と、今の発明は違う。かつての発明はもっと良くなったらいいな、もっとこうなったら便利だなという思いから発明がなされていた。
しかし今は違う。商業主義、商売主義から、利益重視の風潮から新しい発明がなされる。それは所詮金を儲ける作業をして
いるだけだと指摘する。
消費者も本当にいいものを求めたりはしない。重視されているのは金でしかない。本当に物が大切だというものが欠如している。
だからこそ「福袋」なんてものが日本ではもてはやされる。そこでは具体的な求められてる物、なんてのはありはしない。
そこで重視されてるのはただひとつ、値段と値段以上の何かが袋に入っていることでしかない。
そう言って堀之内社長は警鐘を鳴らす。
リサイクル・リユースの観点から非常に鋭く指摘している一冊。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2015年9月17日
- 読了日 : 2015年9月17日
- 本棚登録日 : 2015年9月17日
みんなの感想をみる