もしも落ちこぼれが社長になったら…

著者 :
  • ダイヤモンド社 (2008年5月16日発売)
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本棚登録 : 58
感想 : 7
5

先日とある異業種交流会でご一緒した実藤裕史社長の本です!
「ここまでぶっちゃけていいの?」とも思いましたが等身大の実藤社長のお話がワクワクするので次から次へと読めました!
【感想】
まったく外向きの本に見えなかったです。ぶっちゃけた内容がとっても面白くて、アーリーベンチャーって大変だけど面白いんだなぁってのがにじみ出てきました。アーリークラスの壁がいくつも書いてあったので、個人的には憧れの社長「渋谷ではたらく社長の告白」よりもワクワクしました。
多くの経営者が「こんな悪戦苦闘をしていることっておそらく従業員には言わないんだろう」っていうことを書いていてびっくりしました。
表現も実藤社長の人柄がモロに出ていて読んでいて吹き出してしまいました。
僕が感動したのは、この本を読んで「仕事は楽しい」をもう一度考えさせてくれたことです。仕事がつまらない人に絶対読んでほしいです。
【あらすじ】
実藤社長が現在に至るまでの自叙伝になっています。
どうして起業したいと思ったのか、いつ思ったのか、数々の働いた経験、そこで感じたこと、仲間、価値観などなど。
不良(?)時代の実藤社長のエピソードや朝ペヤング、昼ペヤング、夜タマゴペヤング。ってという感じのアーリーベンチャーの雰囲気が満載でのWEB構築のエピソード、上場を視野に入れたエピソード。SBIの北尾社長とのやり取り。今後の株式会社もしもについて

【勧めたい人】
仕事を楽しみたい人、起業しようと考えている人、起業したばかりのアーリーベンチャーの経営者

【印象に残ったページ】
P.226〜
「戦略目標としてはじめて株式公開ということを考えた」
→株式公開を考えるのって私利私欲ではないんだって事。実藤社長は教えてくれました。

P.227〜
「一発逆転なるか!北尾さんとの面会」
危機迫る状況の中の「ちょ、ちょっと待ってください!」
→もう言葉では言い表せないぐらい「男」って感じです。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス系
感想投稿日 : 2008年7月22日
本棚登録日 : 2008年7月22日

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