- 契り橋 あきない世傳 金と銀 特別巻(上) (ハルキ文庫 た 19-31)
- 髙田郁
- 角川春樹事務所 / 2023年8月25日発売
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気になっていた惣次の過去とか、佐助やお竹の話とか色々な話があって、しかもなんだかほっこりする内容で嬉しい。本編完結後の時間軸の話も多くて、それからの皆が知れるのも嬉しかったです。幸と賢輔の覚悟も素敵だなぁと思います。でもいつの間にやら賢輔も四十歳なのかとびっくり。
2024年4月20日
タイムスリップの要素があるせいかなんかバタついている印象。
大輔とアヤさんとどちらに焦点を当てて読めばいいのか少し迷う感じもあって余計ごちゃごちゃするのかな。個性的な皆が家族のように暮らしていく様子は賑やかで楽しかったです。
2024年4月20日
- 中ボス令嬢は、退場後の人生を謳歌する(予定)。 (一迅社文庫アイリス)
- こる
- 一迅社 / 2022年1月20日発売
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レイミが凄く前向きで口も立つ強い子なので、がつがつ生きて行ってて小気味良い。自立心が強いので恋愛的糖度は少ないものの、レイミが魅力的なので読んでいて楽しい。ラストがなんとなくゆるっと終わっているのがちょっと残念。
2024年4月20日
- とわの庭 (新潮文庫 お 86-3)
- 小川糸
- 新潮社 / 2023年6月26日発売
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とわが酷い状況で育ちとても苦しんだけれど、話全体の受ける印象はどこか明るい。閉じこもった状態から外へ出て世間へ適応するまでとか、ひと夏の恋が終わる時とか、そこが苦しいのかなと思うところはすっぱりと書かれていないので、とわがジョイと共に光のあるほうへ常に歩こうとしている、その光だけが感じられてとわの前向きな気持ちが心に残る。
2024年4月20日
- スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 巡る季節のミネストローネ (宝島社文庫)
- 友井羊
- 宝島社 / 2023年11月7日発売
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いつもの安定したシリーズ。色々事件はあるものの、いつもちゃんとおいしいスープを皆で食べて終わりになるので読後感が良いです。
麻野の返事にたどり着くまでも長かったんですが、いつもの感じで終わって良かったです。
2024年4月20日
- 子宝船 きたきた捕物帖(二)
- 宮部みゆき
- PHP研究所 / 2022年5月25日発売
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物凄く頼りなかった北一がだいぶしっかりしてきて安心して読んでいられました。子供らしい真っ直ぐさを保ったまま大人になっていって欲しいです。
栄花の顔がやっと見えたり、懐かしいおでこに出会えたり、色々な人たちが出てきてそれも楽しかったです。
2024年4月20日
- 龍に恋う 五 贄の乙女の幸福な身の上 (富士見L文庫)
- 道草家守
- KADOKAWA / 2023年3月15日発売
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切ない両片思いになってきていてもだもだする。銀市の性質が特殊なので、珠を離そうとする気持ちも分かるのですが、優しくて強い二人なのでどうか幸せになってもらいたい。
2024年4月20日
ガレットやクレープは本格的過ぎて美味しそうというより良いなというくらい。
自分の選んだものは隣の人がうらやましく思えても、責任をもって最後まで食べるというお店のモットーが全てを物語っているなぁという内容。
2024年4月20日
- 花街の用心棒 二 雪が宮廷の闇を照らす (富士見L文庫)
- 深海亮
- KADOKAWA / 2021年1月15日発売
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1.2巻読了。辛い過去や状況を抱えつつもそれぞれに懸命に頑張っている。志が同じもの同士が手を取り合えば違う結果があったのかなと思うと少し残念ですが、雪花には前を向いて歩いていって欲しい。雪花に熱烈に惹かれている志輝も色々あるので切なかったりしますが、常にかわされているのがまた可愛らしくて面白い。恋に関しては最後の最後で一波乱あって、結果どうなるのかが分からなくなりましたが楽しく読めました。
2024年4月20日
- 宮廷魔術師の婚約者 書庫にこもっていたら、国一番の天才に見初められまして!? (角川ビーンズ文庫)
- 春乃春海
- KADOKAWA / 2022年6月1日発売
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落ちこぼれと言いつつメラニーには飛びぬけた才能が既にあるので、ただ引きこもりっていうだけの印象。メラニーもクインも魔法馬鹿な感じが一緒で似たもの同士なので、良いコンビだなと思います。
2024年4月20日
- はい、総務部クリニック課です。 あなたの個性と女性と母性 (光文社文庫 ふ 30-10)
- 藤山素心
- 光文社 / 2023年12月12日発売
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奏己も少しずつだけど成長していて、生きやすくなってるようで嬉しくなる。
個性が強すぎるキャラが多いけど、人は一人一人違うと改めて思うので、忘れないようにしたい。
2024年4月20日
- 江戸の空、水面の風:みとや・お瑛仕入帖 (新潮文庫 か 79-4)
- 梶よう子
- 新潮社 / 2023年9月28日発売
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結婚して子供もいてと、お瑛もだいぶ変化しているんですが、あまり中身は変わってなくて、慌てて自分一人でくるくるしちゃう所はそのまま。そのままの勢いであれこれと手を出していくんだけど、根っこに人の良さがあって、どたばたしても嫌な感じは無く、ただ頑張れと思う。
2024年4月6日
- 無能令嬢の契約結婚(スターツ出版文庫)
- 香月文香
- スターツ出版 / 2023年1月27日発売
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櫻子が思いのほか強い子で、変に萎縮せずに立ち向かって行くので、随所で静馬が惹かれていくのが良く分かる。契約といいつつ早い段階で静馬が櫻子を気にしているので、結構甘めの話になっていて、可愛らしい二人を楽しめる。
2024年4月6日
- 水無月家の許嫁3 天女降臨の地 (講談社タイガ)
- 友麻碧
- 講談社 / 2023年10月13日発売
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葉くんを助けるために皆で奮闘する回。色々言ってるけど家族を大切に思っていて優しい話だなと思います。道長なんかは相当酷い事してるけど、柔らかい書き口とかのおかげで暗い話にはならずにふわっとしていて読みやすい。
2024年4月6日
- あやかし商品開発部 取り憑かれるのがお仕事です (双葉文庫)
- 鈴鹿千秋
- 双葉社 / 2020年10月14日発売
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体育会系の千和が真っ直ぐな良い子で力強い。体力的にも辛い目にあってたり、結構ハードな仕事なのにやる気に満ち溢れてる。その明るいパワーが良かったです。
2024年4月6日
- 逆求婚のお相手は憂鬱な皇帝 恩返しとしての不作法な偽装結婚 (一迅社文庫アイリス)
- 倉下青
- 一迅社 / 2022年12月20日発売
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エデトがはきはきしているし頭も良いし、強いしでとても魅力的。双方相手を思って引き気味なので、恋愛的糖度は低め。
2024年4月6日
- ニシキタ幸福堂 なりゆき夫婦のときめきサンドウィッチ (マイナビ出版ファン文庫)
- 烏丸紫明
- マイナビ出版 / 2021年7月20日発売
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かりそめ夫婦になるきっかけが豪快なんだけど、そこを気にしなければほのぼのカップルがいい感じ。とにかくサンドイッチが美味しそう。逐一言葉に出して晶の良い所を言ってくれる諏訪が凄く良い人だなぁと思う。諏訪の謎な部分が解明されてなくてそこは気になるものの、可愛い二人で楽しく読みました。
2024年4月6日
- 江戸は浅草5 春の捕物 (講談社文庫)
- 知野みさき
- 講談社 / 2023年6月15日発売
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いつもの面々。恋ははっきりと形になったりはしないんだけど、長屋の皆との中はさらに深まってきていてほのぼのする。難しいかもしれないけど、このまま皆仲良く暮らしていって欲しい。鈴は勇気を出した結果が出て良かったなと思います。
2024年4月6日
- お稲荷様と私のほっこり日常レシピ (アルファポリス文庫)
- 夕日凪
- アルファポリス / 2021年11月24日発売
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ふわふわと柔らかい、優しい雰囲気。はるかがあまり深いこと気にせず、大雑把に色々なものを受け入れてるため大らかな内容に。皆でワイワイご飯を作って食べてというほっこりした話です。親掛かりとはいえ食費の事が凄く気になる。
2024年4月6日
- 災厄令嬢の不条理な事情 婚約者に私以外のお相手がいると聞いてしまったのですが! (一迅社文庫アイリス)
- 中村朱里
- 一迅社 / 2021年8月20日発売
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マリオンがきちんと強くて一人で立とうという気概溢れる子なので、その分糖度は低いんだけど、その強さが良かったです。魔法とか七人の罪減の封印のあれこれは冒頭のほうでもう少し詳しく書かれていると唐突感が無くて良かったかなと思いますが、楽しく読めました。
2024年4月6日
- 王妃さまのご衣裳係 路傍の花は後宮に咲く (角川文庫)
- 結城かおる
- KADOKAWA / 2021年8月24日発売
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鈴玉が素直じゃないし、何も出来ないのに偉そうだし、仕事へのやる気はかけらもないしで良い所を一個も見つけられないまま進むので、結構読み進めるのが苦痛に。ある程度まで読むと体当たりで行動して、芯に良い所があるんだなと分かるけど、そこまでが長い。色々事件を巻き起こしたり巻き込まれたりしつつ、多少は成長していくので、後半はそのパワーが魅力なんだなと思えるようになりました。
2024年4月6日
- 紙屋ふじさき記念館 あたらしい場所 (角川文庫)
- ほしおさなえ
- KADOKAWA / 2023年11月24日発売
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アルバイトから正社員になって、コロナ過も経てという事で、だいぶ百花も成長して、内容も凄く真面目で少し硬い感じになってます。とはいえ又紙小物市に出たり記念館も動き始めてたりと、今までどおりの部分もあって、繋がりながらしっかり進んでいくのが嬉しい。
2024年4月6日
- 春夏秋冬あやかし郷の生贄花嫁 (スターツ出版文庫)
- 琴織ゆき
- スターツ出版 / 2022年11月28日発売
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四組のカップルのオムニバス。四組分あるので、一組ずつのボリュームは少なめですが、どれも綺麗にまとまってます。妖と江櫻郷との関係とかは全然変わってないんだけど、その辺はこれからの皆がどうにかして欲しい。
2024年4月6日
- かんばん娘 居酒屋ともえ繁盛記 (角川文庫)
- 志川節子
- KADOKAWA / 2022年12月22日発売
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なずなが好奇心旺盛過ぎる子で、お客の話が気になって仕方ないんだけど、子供なので自分で何か解決するということも無いため、ただのでしゃばりな子供になってしまってます。ただ店員としても人としてもちょっとずつ成長していくので、徐々にしっかりしてきます。事件と言うほどの騒ぎは無く、騒動といったくらいのものですが、なずなの生長と共に楽しめる感じ。
2024年4月6日