新版 絵でよむ漢文

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本棚登録 : 46
レビュー : 7
著者 :
はこちゃんさん 8類   読み終わった 

絵を見たら漢文の内容がわかるつくりなのかな?と、タイトルからイメージしていた内容とは違ったけれど、高校以来、久々に漢文に触れてとても良かったです。
漢文では、絵を「無声の詩」、詩を「有声の画」と称するとか。「江碧にして鳥逾白く 山青くして花然えんと欲す」(杜甫「絶句」より)…漢詩を読んでいると、彩り豊かな情景が頭の中に広がります。
荘子「胡蝶の夢」も美しすぎる。
大事なのは何か。一国の経済か、人類全体の幸福か、地球環境か。紀元前三世紀の漢文で早くもこのような問題を孔子や老子が論じている『呂氏春秋』は驚異的。
夏目漱石の漢詩もありました。
孫子の「風林火山」は小学5年生の頃の座右の銘σ(^-^;)
今、最も心を揺さぶられる言葉は、
孔子の『論語』より「之を知る者は、之を好む者に如かず。之を好む者は、之を楽しむ者に如かず。」「それを知っている人より、それを好きだという人のほうが勝っている。好きだという人より、それで楽しむ人のほうが勝っている。」教育熱心であった孔子が、生徒が自分の頭で考え、学問を楽しむことを推奨した名言です。
「三軍も帥を奪うべきなり、匹夫も志を奪うべからず。」「大軍でも司令官を奪うことはできるが、一人の男でもその志を奪うことはできない。」

レビュー投稿日
2015年8月13日
読了日
2015年8月13日
本棚登録日
2015年8月13日
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