皇帝と対立していたコサックたちが、ロシア領土拡大の名の元に、「稲妻」と呼ばれる銃を持ち、他国へ攻め入る。
…戦争の英雄と、それに惹かれる者たちの物語が水を含んだ大地の感覚と共に語られる。
ラストに、「刃のあとに、鍬が続かねばならない」と言っていたが、今のウクライナ等は…ロシア系の市民が入り込んだいい例なのであろう。
征服される側からの物語である『急げ、草原の王のもとへ』と合わせて読んでおきたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
児童文学
- 感想投稿日 : 2014年6月7日
- 読了日 : 2014年6月2日
- 本棚登録日 : 2014年6月2日
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