日英同盟 同盟の選択と国家の盛衰 (角川ソフィア文庫)

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レビュー : 2
著者 :
hakuhatuさん 日本近代史   読み終わった 

著者は、『「先の戦争」に至ったのは日本もアメリカも、そして中国も悪かった。総てに、それぞれ責任があるという「複数の正義の歴史観」』に立って本書を執筆。現代人の視点では無く、その時に海外諸国が日本をどう評価し、日本人はどのように感じて行動したかを当時の新聞雑誌の記事を使って解き明かそうとしている。
アメリカ、イギリスを初めとした欧米諸国が如何に人種差別を当たり前としていたかという事に憤りを覚えると同時に、日本人がその頃からエコノミックアニマルよろしく利潤追求で動いたか(どこの国も同じとはいえなくもないが)国民大衆がヒステリックに戦争を求めていた事に歯がゆい思いを抱くのである。
結局は戦争は避けられなかったのかという思いと、今も大きなところは変わっていないという思いである。
戦前の諸国の行動様式、日本人としての行動様式が大きく変わってきているとは思えない中、果たして日清日露から太平洋戦争という流れを教訓とすることができるのだろうか。

レビュー投稿日
2016年6月12日
読了日
2016年6月5日
本棚登録日
2016年6月12日
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