クロノの過去、そして最後の戦いへ…という第六巻。
マグダレーナの過去編はいつ読んでもうるっとくる…。
自分の未来を知りながら、クロノの所に行くことを選んだこと。命を「奪う」ことの意味を理解しながら、クロノと「契約」したこと。どんなに辛い人生であろうとも、決して諦めなかったこと。
何より、いつも彼女が笑顔であり続けたこと。彼女の笑顔を思い出すだけで、泣きそうになる…。
この作品の中でも、特に忘れがたいエピソードの一つ。
そして、ロゼットとクロノのコンビ復活。二人の絆が深まっているのがよく分かる。マグダレーナのときとは違う、二人で立ち向かおうとする力強さが心強い。
あとがきのロゼットの嫉妬と、マグのキャラ崩壊は良かった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
・森山大輔
- 感想投稿日 : 2012年8月6日
- 読了日 : 2010年3月21日
- 本棚登録日 : 2010年3月21日
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