ホルモー六景

3.73
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本棚登録 : 3171
レビュー : 630
著者 :
halkotaniさん 小説   読み終わった 

鴨川ホルモーが強烈だったので、勢い余って続けて読破。
同じ背景設定の破天荒さはそのものだったが、改めて作者の異なる能力の高さを見た気がした一冊だった。
前作のそこかしこに張り巡らされた伏線を丁寧に拾って繋げながら、男女の機微を柔らかにまぶしてホッとさせるあたりはさすが。
特に気に入った一遍が「もっちゃん」。
筋の背景がなかなか分からず、現代の京都かと思いながら読み進めると、あっという感じで(おそらく)五十年前に引き戻されて、それが古き良き小説とぐぐっと繋がるのだ。
この構成には唸らされた。
いやー、皆が騒ぐだけのことはある著者だと改めて納得したので、少し読んでみるとする。

レビュー投稿日
2013年8月24日
読了日
2013年8月24日
本棚登録日
2013年8月24日
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