1巻の内容を犯人サイドから描きます。
栗橋浩美の幼少期やその幼なじみの高井和明のエピソードは陰鬱としていてページを繰る手も鈍ります。
人物の描写は本当に丁寧で人物像がはっきり見えるのはさすがです。
ここまでで被害者・警察サイド、犯人サイド、両者のバックグラウンドが見え、ラストには事件が動き出すことを匂わせる要素も表れたので、3巻以降での決着を期待させます。
事件に深く関わっているのにもかかわらず唯一全く背景の分からないピースのエピソードも楽しみです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2014年5月11日
- 読了日 : 2014年5月11日
- 本棚登録日 : 2012年5月16日
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