あんぱんまんの作者やなせたかし さんの自伝のような正義論、やなせ氏は第二次大戦に従軍し、「天皇のために忠義をつくし」「聖戦だとおもっていた」正義が逆転してしまった経験から、「逆転しない正義は献身と愛だ。」と考えたという。(その体験からアンパンマンは生まれた。)
しかし、オレとしてはそのような正義概念さえ、他の人間の考える正義と議論し、戦うことにより社会的に形成されるのが正義ではないのか?と思う。
それはそれとして遅咲きの漫画ヒットとなった「アンパンマン」とやなせ氏の人生は味わい深い。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
哲学・思索
- 感想投稿日 : 2014年9月7日
- 読了日 : 2014年9月7日
- 本棚登録日 : 2014年9月7日
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