ちょっと疲れている時や社会的に何かしらマイノリティーと感じている人にはおすすめ。
出て来る人に完全に最後まで嫌な人がいない。
主人公本人もまごうことなき変人ではあるけど憎めない愛すべき変人。
この現代で人と関わらなくても生きていけるのに、がんがん入り込んで来るわけでもなく、でも気持ちの良い距離感でおせっかいをやいてきたり関わりを持つ登場人物たちはなんていうか、とても観ているこちらにやさしい。
いわゆる伏線であったり、私はこういう人がいいわ、を後から見事に回収していくので二度三度と見返すと新しい発見があるのも楽しい。
高知東生さんと高島礼子さんが直接一緒に映るわけではないけれど共演していてそうだったなあとちょっと懐かしい。
物語の中で携帯は二つ折りでメールで連絡を取り合い、服装なども今見るとすべて懐かしい。
しかしお話の根底にあるものは少しも古臭くない、なんだか懐かしくてほっとする。
観てほっとして、あたたかい気持ちになれるドラマ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年5月13日
- 読了日 : 2018年5月13日
- 本棚登録日 : 2018年5月13日
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