鍵・瘋癲老人日記 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1968年10月29日発売)
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本棚登録 : 1186
感想 : 84
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谷崎への妙な好奇心とその裏切らなさでまた好きになりました。おもしろくて一気読みしてしまうほどでした。

どちらの作品も執拗なまでの足へのフェチシズムに注目してしまうけど、おもしろさはそこだけでなくて、生っぽいところを省いても、お話しとして普通におもしろいところが惹きつけられます。

瘋癲老人日記はエロジジイ加減に途中からほとほと嫌気が指していたけど、そんなとんでも老人だからこそ、身体が蝕まれていく表現はどうしても辛かった。。
あと、詳細に描かれる医療分野の用語たちは、実体験でここまで詳しく描かれているのか、それとも谷崎の知識で書いてあるのかが気になりました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年12月6日
読了日 : 2023年12月6日
本棚登録日 : 2023年12月6日

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